事業内容What is plastering
藤金工務店の事業である左官工事について解説します。
左官工事とは
モルタルと呼ばれる材料やセメント、土、砂などの柔らかな材料を使用し、建築物の下地を造ったり、仕上げ塗りをするお仕事です。
左官工事には大きく分けて、下地造りと仕上げ塗りの二つがあります。
下地造り
コンクリート打設後にできる、でこぼこした表面を平らにしたり、壁面の微妙な歪みなどを均一にしたりします。
“下地造り”には、後の“仕上げ塗り”やペンキによる塗装工事、タイル張りなど、仕上げを活かすための重要な役割があります。
仕上げ塗り
“下地造り”で平らにした壁などの表面に、材料を塗って仕上げる作業です。
絵を描くような感覚でアート性を持たせることも多いです。
左官工事の主なプロセス
藤金工務店では
下地造りをメインにしており
建築における重要なプロセスを
担っています。
左官工事はなぜ必要なの?
- 見た目が美しく仕上がる
- 職人が手仕事で塗った壁や床にはひとつとして同じ物がなく、コテの使い方によって変わる風合いや、
つなぎ目を感じさせない塗りで、見る人が思わずはっと息を飲むほどの美しい仕上がりが魅力のひとつです。 - 壁や床の耐火性、耐久性を高める
- 建物の仕上げにどれだけ良い材料を使ったとしても、下地の出来が良くなければひび割れなどのトラブルが発生します。
特に、左官工事で主に使われるモルタルは不燃材料とも呼ばれ、建物に非常に優れた耐火性能を付与してくれます。 - 保温性、断熱性
- 厚く塗り重ねていくことで、外気の熱を遮断して室内などの温度上昇を抑えてくれます。
左官工事の一例
藤金工務店が行なっている左官工事は、現場によってさまざまな業務に分類されます。
その一例を、施工前から施工後までの工程写真でご紹介します。
床コンクリート金ゴテ押え
【POINT】乾きのタイミングを見極める
均し
レベル確認
アルミトンボ
トロウェル(羽)
フレスノ仕上げ
コンクリート打放補修
【POINT】「段差・傾き・通り」を確認する
Pコン埋め
サンダー掛け
吸水調整材塗布
補修1回目(直し)
補修2回目(仕上げ)
サッシ枠廻りモルタル詰め
【POINT】穴(空隙)がないように埋める
バックアップ材
モルタル詰め
処理1
処理2
チリ拭き
床セルフレベリング
【POINT】材料を当たりに合わせて配る
枠段取り、漏れ止め
当たり出し
吸水調整材塗布
打設
トンボ均し
床モルタル金ゴテ押え
【POINT】水が溜まらないように勾配を確認
墨出し・枠段取り・目地貼り
吸水調整材塗布
打設
均し
金ゴテ押え
階段モルタル金ゴテ押え
【POINT】段々が均等に揃うように調整する
溝モルタル仕上げ
蹴込・踏面モルタル下塗り
蹴込モルタル塗付け
蹴込モルタル仕上げ
踏面モルタル仕上げ