社員インタビューInterview
5名の先輩社員に志望理由などを語ってもらいました。
上級職長として、現場を仕切る
上級職長 登録左官基幹技能士
今村 治樹
2004年入社
高校に求人が来ていたのがきっかけです。当時は就職氷河期真っ只中で、建築科にも関わらず建設会社からの募集がほとんどありませんでした。その中で見つけたのが藤金工務店の求人でした。親戚のおじさんが左官屋さんで、子どもの頃からその仕事ぶりを見て興味を持っていたのが一番の決め手でしたね。地元の求人もありましたが、できれば外に出てみたいなと思ったのも理由の一つです。
親元を離れたことがなかったので最初は不安もありましたが、空港から降りて会社まで来る途中、名古屋市内の風景を見ながら「すごい都会だ!」と驚いたのを今でもよく覚えています(笑)
現在は、登録左官基幹技能士の資格を取得し、上級職長として現場を取り仕切る立場で仕事をしています。具体的な仕事としては、作業を行う職人さんたちに色々と指示を出したり、工事全体を管理する現場監督さんと打ち合わせをしたり。作業の進み具合の確認や品質管理、資材の発注にいたるまで、本当に幅広い業務を行なっています。
つい先日まで担当していたのが、岐阜県にある県立多治見病院の左官工事です。病院内はストレッチャーなどで患者さんが移動するため、安全などの観点から非常に高い精度が求められます。色々と神経を使う現場でしたが、その分出来上がった時は達成感がありましたね。
繰り返しながら少しずつ仕事を覚えています。ベテランの方たちも優しくて、ちゃんと教えてくれる人たちばかりです。
左官の仕事は本当に難しいです。入社したての頃はずっと失敗ばかりで、一通りの作業を覚えるに本当に苦労しました。最初の1年間は、材料を練ったり掃除をしたりといった雑用がほとんど。その合間に職人さんのお手伝いをさせてもらい、少しずつ仕事を覚えていった感じです。
仕事のやりがいを感じるのは、色々な苦労を乗り越えて建物が完成した時ですね。2年前には、名古屋国際展示場コンベンション施設の左官工事を担当しましたが、工期にあまり余裕がなく、材料の手配にも苦労するなか、何とか無事に仕上げられた時には充実感がありました。
現場監督さんと頻繁に打ち合わせするようにしています。昔はあまり気にしていなかったのですが、職長として現場を仕切る立場になったことで、聞き間違いなどが発生しないように気を遣うようになりました。曖昧な部分がある時にはきちんと聞き返すなど、お互いの理解がズレていないかどうかを必ず確認するようにしていますね。
建設業界というと厳しいイメージを持たれがちですが、現場で怒鳴られたりするようなことはないですし、本当に優しい人たちばかりです。誰でも丁寧に仕事を教えてくれます。人間関係で困ることはないですね。高校生の皆さんの中には「大変な世界かも」と思っている人もいるかもしれないですが、ぜひ安心して入社してきて欲しいです!
1日のスケジュール
会社集合
会社集合したのち、社用車でそれぞれの
担当現場に向けて出発します
現場に到着・作業準備
連絡事項や工事内容の確認
KYシート(危険予知シート)の記入
朝礼・作業開始
安全第一で作業開始
30分休憩
昼食
作業再開
休憩時間には昼寝や、資格取得の勉強をしたり、
スマホゲームで過ごす人も!
30分休憩
後片付け
使用した道具類を洗浄したり
現場の掃除を行ないます
会社に戻り解散